オフィスの整理整頓と生産性
Before
オフィスでは生産性を上げるために整理整頓や5Sに取り組む企業が増えています。 しかし、5Sが生産性を上げるという事を理解していないと 活動自体がマンネリ化し、途中で投げ出してしまうことも、しばしば起こります。 「トヨタのカイゼン」という言葉を聞かれたことがあるともいますが カイゼンは生産現場だけのモノではなく、オフィスにおいても必要な活動です。
After
そもそもの話ですが 生産性とはいったいどういうものなのでしょうか? デスクワークが多いオフィスでは、働いた時間に対してできた仕事が成果 つまり企業が生み出した付加価値となります。 つまり、投入した経営資源、この場合は労働時間がそれにあたります。 それによって生み出された付加価値、この場合は仕事量又は質になります。 分数の計算式であらわすと 生産性=生み出された付加価値 ÷ 投入した経営資源 という式になります。 生産性を上げるといううことは、計算上は 分母である「投入した経営資源」を出来るだけ少なくすること 又は 分子である「生み出された付加価値」を大きくするという事になります。 そうすると、オフィスに投入された経営資源には どのようなものがあるか考えてみましょう。 その仕事のために使った時間 その仕事のために関わった人数 その仕事のために必要だったスペース その仕事のために必要だった設備 など 様々なものが思い当たりますね。 5Sによって改善されるものは、このよような経営資源の活用に 無駄がないか見つけ出し、無駄があれば取り除いていくことになります。
課題分類別 テクニック
アクセスランキング
該当なし